蛇腹カメラの最高峰 Voigtlander VITO Ⅲ Ultron 50/2

※くりたぬう様のためにお値下げ！135フィルムの蛇腹カメラとしては最高峰のカメラです。当方は、kodak Retia Ⅲc や Zeiss Iko Cotessaも愛用しています。Retia Ⅲcは確かに完成されたメカニズムとデザインが素晴らしいですが、巻き上げレバーが底部にあったり、また蛇腹が右横に開くので、右手でボディをしっかりホールドするスペースがありません。しかし、このVITO Ⅲは、プロミネントのボディを流用して出て来た異色モデルなので、蛇腹は下開きで両手でしっかりホールドできます。また、Retia ⅢcやCotessaでは、蛇腹が見えないデザインですが、Vito Ⅲでは、美しいタスキのデザインも蛇腹の美しさを引き立たせています。また、距離計の分離も素晴らしいです。距離系連動ダイヤルも左肩にあるデザインで、完全に左右対称の美しさを保っています。このカメラは、フォクトレンダーが好きで、別出品のVitoシリーズを集めていた父から出品を依頼されました。既にRetia ⅢcやCotessaを愛用しているので、この機種もずっと入手したく思い、父に譲ってくれるように20年近くお願いしましたが、譲ってはくれませんでした。（笑）父がずっと使っていないので、10年ほど前に、貸してくれることになりましたが、レンズにもファインダーにもカビが生えてしまっていました。メンテ費用を尋ねると、距離計内もクリーニングするとなると、かなり高額になることが分かり、レンズ内だけのクリーニングをお願いしました。距離計ファインダーで覗いて撮影する分には、それほど気にならなかったからです。レンズには、前玉に僅かな拭き傷がありますが、クモリはありません。ただ、クリーニング後も使用してきましたので、チリ、ホコリの混入はあります。また、今回の出品にあたり、機能をチチェックしていた際、最初はシャッターは全速度動いていたのですが、途中から時折バルブのみ不調になりました。（それ以外は、低速も粘らず切れます。羽根油の問題は見受けられません）ですから「修理が必要という前提」でご購入ください。外装の程度もキレイですが、右底の角が僅かにぶつけた跡があります。写真でご確認ください。発送は週に一度しか行なえませんので、ご了承ください。