管理番号 | 新品 :95215409 | 発売日 | 2024/01/12 | 定価 | 26,800円 | 型番 | 95215409 | ||
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25年ほど前、標準レンズ(50mm)の大口径に憧れ、いろいろと各社のF1.2レンズをで集めました。 ニコンで選んだのがこれでした。 当時50mmF1.2が現行品でしたが、廃番となったこの55mmの方が設計に無理がなくクセが少ないと言われていました。 55mm F1.2はNikkor-S Auto から歴史が長い製品ですが、中でもNIKKOR-S・Cはレンズがマルチコートであることと、ピントリングも含めて金属製というころに惹かれました。 はっきりいって金属とガラスの塊です。 こんなレンズはそうそうありません。 現在のプラスチッキーな大口径レンズなど足元にも及ばない存在感で、時々触るだけでも所有感が満たされるものでした。 Autoニッコールは非Aiですが、これはNIKONで正規にAi改造されたもので、当時のF3やFE2のフィルムカメラにも制限なしで利用できます。 NIKONは30年以上前にAi改造サービスをやめてしまっているので、正規のものはなかなか希少です。 非Aiはニコンのほとんどのデジイチには物理的に装着できません。 Autoニッコールとデザインの相性は悪くないのに残念なことです。 外観やマウント部はかなり使い込まれており、購入時からアタリやキズ等がありますが、光学系はきれいでした。(ニコンでは金属の塗装がはがれさえ様になります。) 一方、ニッコールの写りはシャープではあるが面白みに欠ける印象でしたが、このレンズは例外で、独特のやわらかみがあります。 Ai改造されているので手持ちのD610などのFマウントのデジカメにも装着可能で、たまに使っていましたが、さすがに手動でピントを合わせるのがキツくなり、ほとんど防カビ剤といっしょに保管していました。 出品にあたり、改めて確認してみると、レンズ内に小さなゴミ等が確認できますが、写りには影響ないと思います。 また目視でカビ等は確認できませんでした。 しかし、あくまで50年以上前の品ということで完全ではないことをご理解のうえ購入願います。 レンズ本体のほか、フィルター、レンズキャップ(前後)がつきます。 詳しくは写真をご覧ください。 参考までにF4とF1.2で撮影した画像を添付します。 手持ちでのざっくりと撮ったものなので、ボケ具合の参考程度にしてください。(カメラ NIKON D610)