管理番号 | 新品 :04006501 | 発売日 | 2024/03/02 | 定価 | 9,999円 | 型番 | 04006501 | ||
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580円に価格変更して再出品します。変更日/時間帯などは、先に出品している「重要なお知らせ」のコメント欄で(本文ではなく)お知らせする予定です。スマホから御覧になっている場合は、購入予定の標本に「いいね!」したうえで、お知らせ・機能設定の「いいね!した商品の値下げ」のプッシュ通知をオンにしておけば、時間の節約になるのではないかと思います。約1億年前に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀(バーマイト)の虫入りです。 一見ハネカクシに見えるかもしれませんが、体長1.6mmのヒゲボソケシキスイ Kateretidaeが含まれています。右触角の先端1節、もしくは2節が切れて失われています(触角は全体で本来11節あります)。触角の第1節が発達し、大あごのように内側に湾曲していますが、機能的には♂間の闘争に使われていたかも知れません。というのもこの科の現生のタクサの成虫は訪花性で(たぶん花粉食)、しばしば群生して見られるからです。琥珀内に存在する超微小な粒子は、不定形な埃に混じって花粉が散らばっている可能性もあります。艶出しの過程で、コンパウンドが琥珀内の薄い亀裂をとおして内部に入り込んでしまいました。もっとやさしく磨けば途中で気がついたのですが、寒くて思考停止しており、ガシガシと無我の境地で磨いたのが仇になりました。琥珀の大きさ:19x14.5x5mm#5126画像1:ヒゲボソケシキスイ(背面)画像2:ヒゲボソケシキスイ(腹面)画像3:透過光(琥珀の背後から白色LEDライトで透過):赤い円内がコンパウンドの琥珀内への侵入部分画像4:蛍光灯、白背景画像5:白色LED照射時の蛍光反応。黒背景でブルーに蛍光します:光が強すぎるので、光源を遮光しています(白色LED自体は450円くらいの最安のもの)。画像6:UVライト照射時の蛍光反応今回、自然光での撮影はありません。寒くて挫折しました。