管理番号 | 新品 :37663960 | 発売日 | 2024/12/28 | 定価 | 48,000円 | 型番 | 37663960 | ||
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富永寛之さんなどプロも使用するブランド、TruthのマホガニーテナーウクレレTUT-CSTです。お茶の水のアキオ楽器さんが愛知のフォーエム工房さんに発注されたアキオカスタムというシリーズの一つで、ボディはオールマホガニー、指板とブリッジはエボニーのようです。内臓マイク付。ネックの付け根にストラップピンを付けています。バック材はブックマッチでなく1枚板のように見えます。定評ある国産ビルダーさんの手によるそもそも20万円代の楽器であり、マホガニーらしいまろやかさと粒立ちの良さが相まった素晴らしい音だと感じています。ただ個人的にはテナーのサイズと音は自分にはちょっと立派過ぎ(現在はコンサートロングネックやコンサートをメインに使っています)、あまり出番がないので手放すことといたしました。
ネック の反りやトップ落ち、ブリッジの浮き、クラックや気になる隙間等は感じられず、演奏に不具合を感じたことはありません。トップにはやや弾き傷や小キズがありますが、全体的には特に目立つ傷はありません。
ワケアリの理由としては、本品は前オーナーが再塗装に失敗したのを購入したものです。ネックは剥離剤でなく塗装が削って剥がされた状態で、そこからネックを滑らかに整形し、残った塗装を剥離・サンディングして再塗装したのが本品です。(ちなみにネック整形については、過去エレキギターとウクレレ各1本やったことがあります)。
塗装は、「Xotic Oil Gel」という塗料でオイルフィニッシュしました(セルフです)。塗ってサンディングすることを7、8回繰り返しました。これはオイルフィニッシュ用のジェルですが塗膜を作るタイプなので、普通の塗装のようにもできます。後から塗り重ねることもできるので、今後新オーナー様の好みに仕上げていくことも可能です。ネット通販で普通に入手できると思います。
塗装の自己評価としては、ネック裏やボディのサイド・バックについては自然な仕上がりになったかと思います。ボディトップやヘッドについてはやや艶ムラがあるかなという感じです。ネックについては、削るのは最小限にしたかったため、わずかにうねりを感じる部分がありますが、個人的には演奏に支障を感じたことはありません。ネックを削ったというとご不安かと思いますが、成形後4年近くながらネックの状態に変化はありません。もともと細身の握りで、テナースケールながら女性や手の小さい方にもなじみやすい形状ではないかと思います。
写真のハードケースに入れてお送りします。写真にはサイドに滑り止めのラバーが貼ってあるのが見えますが、これは付属しません。
以上、ワケアリ品として状態をご理解いただいた上、NCNRでお願いします。気になる点はご質問ください。よろしくお願いいたします。