管理番号 | 新品 :68124366 | 発売日 | 2024/07/23 | 定価 | 150,000円 | 型番 | 68124366 | ||
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ご覧いただきありがとうございます。
当方いろんな車のサスペンションメインで企画製造販売を行っておりましたが、当時ブロックなどは作って居なかったので軽トラなどのリフトアップでは他社様の製品を仕入れて取り付けを行なっておりました。
が、いざ取り付けようとすると購入するまでわからなかった加工や削りなど実は技術を要する部分が多々あることに難儀して居ました。
その経験から、今回製作したDA63Tの4インチリフトアップキットについては購入された方加工をすることを最小限に簡単に交換で取り付けできるよう部品点数が多くなっても楽な構造を実現しました。
部品内訳
フロントテンションロッドブロック
フロントメンバーブロック
エンジンマウントブロック
ミッションマウントブロック
フロントアッパーマウントブロック
ステアリングシャフト追加ジョイントリンク
ヒーターホース延長ステー
リアホーシングブロック
リアショック延長ブラケット
サイドブレーキワイヤー支持部延長ステー
プロペラシャフト延長スペーサー
フロントデフブラケット
リア延長ブレーキホース
シフトリンケージオフセットシステム台座&リンク
フロントキャンバー補正ボルト
となっております。
※改良として変更する場合がございます。
物理的に車高あげるのみであればブロックで上げられます。
届かなくなるブレーキホースやショックの延長も大体のメーカーさんでキットに入っています。
製作していて1番目に難しかったのは、ステアリングシャフトの延長をどうするか?でした。
1本物で延長してしまうと室内から出て来る角度が変わってしまうので穴を拡大加工して防水処理などを行う必要があるので、その問題を解決するため、同じジョイントリンクを用意して、アップ量に等しい4インチ長に合わせて開いた隙間に取り付けすることで車体も加工することなくジョイントができました。
2番目に難しかったのは室内のシフトリンケージ回りでしたが、これが当キットの特徴にもなります。
リフトアップで引っ張られてしまうシフトワイヤーとシフトノブリンクをつなぐために思考錯誤して画像9枚目、10枚目のリンクを製作しましたので年式により1箇所切断が必要ですが限りなく加工は少なく動作もスムーズに行えます。
初回のテスト品を説明書のみで第三者に取り付けをしてもらったところ、ある程度説明書から道具や設備を整えてからスタートして、1日目約5時間で粗方取り付けはでき、2日目は修正と補正で完成していました。
取り付けにあたりジャッキやウマ、人手はあった方が楽ですが、脱落に注意すればそんなに大変な作業では無いよう工夫してキット化しました。
製作後は陸運支局にて車高を測ってもらい記載変更を行う必要はありますが、構造変更にはならないので取り付け後も楽だと思います。
※一応管轄の陸事でリフトアップによるその後の手順や必要なものを確認いただくことをお勧めします。
死角の対策として、サブミラー、またはカメラの取り付けを言われる場合があります。
尚、当キットは四駆の5速マニュアル車で開発しておりますので、2WD及びオートマ車は未確認とさせていただきます。
車高を上げたことによりロアアームが斜めに下がるため、フロントのキャンバーはかなりポジティブになるので、上側のみキャンバー補正ボルトに交換しますが、若干ポジキャンになります。
この対策でフロントアッパーマウントブロックの取り付けボルト位置補正を試みましたが、サスペンションのインナークリアランズがほぼない為断念しました。
それにより今まで内側が干渉しなかったホイールインセットでも、若干内側になるため当たってしまうことがあります。
参考までに。
画像の車両に取り付けたものを記しておきます。
ホイール パンドラデザートテックBR9 5-15+45
タイヤ ナンカン マッドスターMT 165-60-15
※共にハスラーサイズになりますが、フロントは内側にタイヤが軽く当たっていたため、3ミリスペーサーを使用しています。
タイヤ全体はフェンダーから少し出ていますので保安基準には抵触する
発送は1梱包にしてヤマトか佐川の着払い便を予定します。