サイレント オプティマス #111 Hiker レギュレーティング・バーナー Not coleman primus radius tilley vapalux hasag ditmar petromax

スウェーデン製、オプティマスの #111 Hiker サイレント・バージョンです。
#111 シリーズは、#11 の後継モデルとして、1950年代前半に導入されました。最終モデルは、少なくとも 1990年代前半まで生産されていますから、なかなかのロング・ラン・モデルです。
出品の #111 は、収納缶、スピンドル・キーのデザインなどから、1980年代後半から90年代前半のもの、最終モデルと思います。
レギュレーティング・サイレント・セルフプリッキング・バーナーが装着されていますから、弱火から強火まで調整できます。燃料のシャット・オフも可能。（右回しでクローズ、左回しでクリーニング）つまり、タンクの内圧を上げたままで、安心して火を一時止めることが出来ますから、調理する際には使い勝手が良いわけです。
レギュレーティング・バーナーの内部に、クリーニング・ニードルが内蔵されていますので、プリッカー（掃除針）は不要です。タンクも容量も大きく、長時間の調理をしたい時に「燃料切れで困ってしまう」ということは無いでしょう。サイレントバーナーですから燃焼音も適度、灯油なのでランニング・コストも安い。
いわゆる「箱スト」ですから、持ち運びも容易です。サイズは、収納缶を閉じたなかなか素晴らしいストーブだと思います。
今回の出品に際し、改めて分解・整備しました。NRV、ポンプ皮カップ、燃料キャップのゴム部、スピンドルのグラファイト、クリーニングニードル機能などを確認、必要に応じて交換しています。NRV が固着して外せない、というようなことはありません。燃焼は画像のとおり快調です。
燃料はホワイト・ガソリン、灯油、どちらでも大丈夫です。安全性やランニング・コストを考えますと、おすすめは灯油です。使用する際には、アルコール受け皿が付いていますので、十分にプレヒートをして下さい。
装備などについて
全て オプティマス の純正品です。燃料にアルコールを使う際のリストリクターは付いていません。
収納缶は鉄製。塗装は小傷がありますが、良好なポンプカップはＯリングが標準装備ですが、個人的にポンピング時の感触が嫌いなので、皮カップのものに一式交換しています。Ｏリングのポンプ一式もお付けしますので、落札者のお好みでご使用下さい。
ウィンド・シールドはブラス製。
スピンドル・キーは、ニップルと、燃料キャップに付いている自動圧抜きナット、のスパナーを兼ねています。これは便利です。
五徳は鉄製。錆はありません。
その他は、画像にてご判断下さい。
それでは、スウェーデン製、オプティマス #111 Hiker サイレント・バージョンです。是非、この機会にご入手下さい。
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