管理番号 | 新品 :69577042 | 発売日 | 2025/01/30 | 定価 | 35,000円 | 型番 | 69577042 | ||
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すみません。この商品は価格訂正があります。 うずくまる(蹲)とは、人がうずくまっている姿に似ていることから付いた名称とされており、古伊賀や古信楽の壺が特に有名です。しかし、私は、どこが『人がうずくまっている姿』に似ているのか全く理解できません。元は穀物の種壺や油壺として使われたどこの家にもあった日常雑器を、茶人が花入に見立てたもので、その由来からしてもわかるように、とても素朴で庶民的な感じがします。江戸時代頃から『うずくまる』という呼称が定着したようです。専門家に鑑定してもらって『室町時代の古伊賀のうずくまる』であるとの鑑定結果の出ている先祖から伝わった『うずくまる』も私は持っていますが、古伊賀の程度の良い『うずくまる』は、ものすごく高価で、ン十万円~ン百万円もして、メルカリに出品するには、ちょっと向かないと思います。 さて、ここに出品したのは、現代の陶芸家の谷本景の作品で、伊賀焼の第一人者で故人の谷本光生の長男ですが、私の親友です。直接に彼から買いましたが、買った時から今まで全く使わずに保管してありました。なぜ使わなかったかと言えば、古伊賀や古信楽の非常に古い『うずくまる』を飾っているためです。 ここに出品した『うずくまる』は、現代の作品ですが、なかなか素朴な味のする力作で貫禄があり、そのまま床の間などに飾ってもよし、花をたくさん活けてもよしです。そのサイズは、高さ約18cm、上部直径約9.5cm、底部直径約11.5cm、最大直径約16cmです。栞が付いて桐箱に入ってます。格安での出品です。つい最近、オファーがよく届きますが、私のパソコンのシステムでは、それに返信出来ません。私の最新の出品物の『伝 乾山 茶碗 と オファー』の解説文を読んでください。